「もぐらが一周するまで」にインタビューしてみた

2017-06-21

ばきりノすの巣 三ノ巣 ゲストの「モグラが一周するまで」佐藤くんにインタビューしてみました。
今回初めてラスがインタビューしました。


- (ラス、以下ラ) どうもです!今回はラスが出演者の人にお話を聞くっていうのは初めてなんですが
(佐藤くん、以下S) あ、そうなんですか?

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- (R) そうなんですよー、どう進めていいかもわかってないですが、まず始めに… 自己紹介してください。
(S) あ、インタビューっぽいですね、はい、自己紹介っすよね。もぐらが一周するまでのギターの佐藤です。
(R) 終わりました?
(S) 終わりました(苦笑) いや、そうじゃなくてですよね、わかってますわかってます。
こないだでた、Urラヂオの時も困ったんですがその時は仕事の話してたんちゃうかな….どうしよかな

- (R) でも、自己紹介ってなるとそうなるね、んと、もぐらが一周するまでってどうやってできたの?的な事にしようかな。
(S) もぐらが一周するまでの結成、とかいうやつですね。高校生の時の同級生4人で大学生の時にバンドをやってたんですよね、サウンドダストっていうなかなかな名前やったんですけど(笑)
何系とかはなんて言ったらよくわからないんですけど….トギくん(モグラが一周するまでのパーカッション)がボーカルやったんすよ。ボーカルありで、曲も2分とか3分とかそんなんで。
(R) へぇーー!!トギくんがボーカルってイメージ違う!
(S) 彼、歌めっちゃうまいですよ、彼は当時うちのバンドもやってたし、他のバンドでもボーカルやったんすよ。

- (R) 日本語?
(S) 英語っていうか、当時トギが何語を話しているかわかりませんでした。

- (R) トギ語?
(S) そう、トギ語(笑)多分歌詞なかったんちゃうかな?で、大阪のCLUB DOWNとか京都のWHOOPEE’Sとかでやったりしてました。大学卒業とか就活とかベタな話でそのバンドはなくなって、僕はそのまま音楽続けたんですよね。
1人でどうしようかなってなって、バンドではあんまりだせなかった自分の好きなんやりたいなーって思って、1人でライヒとかミニマルっぽいのんを一人でやってみてたら、あれ?これ、いけんのんちゃうかなってちょっと思ったんですよね。
当時は僕、大学4回ででっきるだけ働くの嫌で、就活せんとスケベ心で大学院いこかとか思ったんですけど、やっぱスケベ心ではだめで落ちたんですよね、で、悔い改めて。それでもわざと1年留年したんすよ(笑)それで親も呆れてその1年実家に強制送還されたんです。

- (ラ) 実家どこやっけ?
(S) 実家は京都です、大学は大阪やったんですけど。久々に実家に戻ったら、楽なんですけど嫌で仕方なくて、週3、4日スタジオにずっと1人で入ってたんですよ。
四条烏丸ちょっとあがったとこかな?ウイングス京都あるんですけど、そこスタジオが安くて、そこにずーっと行ってて。そうやって、本格的にスタジオ入りだして、なんでかわからんすけどココルームにでるんですよね。
その時に「もぐらが一周するまで」っていう名前で出たんです。

- (R) ココールームってなんで出演したの?その時はトギ君も?
(S) これがまた面白いもんで、あ、トギはいないです。僕、派遣のバイトでイベント設置みたいやんやってて、職場が同じ年上の面白い人がいて、その人が舞踏をやってたんですよね。
その人にココルームに誘われて….僕の音知らんかったと思うんですけどね(笑)

- (R) それは対バンみたいなんではなくて?
(S) セッションみたいなんです、僕そんなんできませんよ!って言ってるのに、大丈夫大丈夫、やっといてもらったら僕踊っとくし、みたいなこと言われて..

(R) 最初で舞踏の人とやるとか、濃いね(笑)
(S) そっすね(笑)

- 
(R) 名前の由来とかあるんです?
(S) 水木しげるがすごい好きで、墓場の鬼太郎ののセリフの中に、僕らはもぐらがどうのみたいなんがあって、あぁえぇ台詞やなぁって思ってそこからもぐらをいただいて、『一周するまで」はアドリブでつけました。

- (R) トギくんと一緒にやりだしのはいつくらい?
(S) 昔やってたバンドは今でも仲良いんですけど、さらに当時別のバンドやってるやつで仲良い奴がいて、そいつはラップするやつなんですけど。よくその5人で飲んでるんですよ、今も。
で、その当時、ラップのやつとギターとトギでカヤノインってバンドで遊びでスタジオ入ったりライブもしてたりしてたんですよ、もぐらやりながら。
そのカヤノインでトギはドラムやってたんです。ラップやってる子は結構仕事が忙しくて、その子がおらん時に、ギターとドラムっていう形でスタジオに入ってたんです。

- (R) トギくんドラムやったんやね。
(S) そうなんですよ。なんですけど、僕からパーカッションにしてっていったんですよ、たしか。
そうしたら今はジャンベ使ってるんですけど、そうじゃなくてジャホンっていうコイズミ楽器で売ってたなんか変なパーカッションをなぜか買ってきてそれでライブしだして、大阪ココルームやブリッジでやりだして、京都のシンリっていうスペースがあったんですけど、そこに出させてもらうようになって、ユニットの形も出来上がっていったって感じですかね。

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- (R) 音楽の畑の部分とかこれ!とかありますか?
めっちゃ聞いてた音楽とかからさらにもう少し奥にあるような?
(S) 畑ねぇ….畑の部分ねえ、小さい頃、電車の音とか、傘をカンカンカンカン柵にあてたりとか地面擦ってた音とか、そういうリズムが好きでしたね。ちょっと音楽っぽくいくと、工場のガッチャンゴッチョンとかも好きなんですよ。
そうそう。THE makingっていうTV番組があってそれおすすめです!工場の様子をずーっとうつしてるだけの番組なんですけどね、いいです、おすすめです!
あとはアニメが好きなんでわりかしそこも畑かも。今やったら、ロボットアニメ、ザンボット3とかイデオンとか好きっすよ。

- (R) アニメで好きな曲とかある?好きっていうか、いつのまにか歌ってるとか。
(S) ぼくはねぇ。。。あれですよ、歌下手なんすよ、とトギと違って。60歳くらいになったら歌ったろうと思ってるんですけど(笑)あ、あとは小学生の時、鍵っ子で学校もよく休んでたんですけど、休んだら家で一人なんですよね。
2時とか3時位から刑事物とか時代劇始まるじゃないですか、それとかよー見てたんですよ、それとかも畑になってるかも。

- (R) ちょっと民族っぽい感じとかあると思うんやけど、ジャンベの影響っていうのは置いといても、そっちは入ってないのね。
(S) そこはあれですわ、リアルの思春期終えて、高校大学くらいの時の憧れに近かったと思うんですけど、野外のレイブシーンとか、それこそボアダムズとか。僕の世代的には渋谷系とか色々とそこらへんのもあったんですけど、それよりかはなんていうか関西アングラっていうと言葉がダサいですけど、そういうところの音楽に憧れがあって。そこも個人的にディグったり本屋とかで調べてたんですよね。
(R) 本屋でも。
(S) そうですね、買わずに(笑)迷惑な客ですよ。いわゆるアフリカの音楽とか第三世界みたいな音楽はそういうとこで意識的にそこで拾っていきましたね、当時は特に。リズムがやっぱり好きなんですよね。
思春期の頃とか背伸びして、これはいけていると言われてるとか、これはいいと言われているとかそういうのを聞いたり。Free jazzとかこれはなぜいいのかわからないけれど「いや、結構最近聞いてるよ」とか言ってみたり(笑)
周りがハードコアとかばっかり聞いてる中で人と違うのん聞いてみたいっていうのもあって、その中の一つに民族系もあってそれが結構すっと等身大ではいっているのかも知れないですね。

- (R) 色々要素があるんやね。
(S) スタジオボイスって雑誌をよく読んでて、ミニマル特集かサイケ特集の時に。「ジェーブズブラウンがミニマル」と書いてて。あ、やっぱりって思って、いろんな音楽でミニマルいけるんやんって気づきがあって。
どうしても最初はほんまに、ミニマルってこう!みたいなんがあってミニマルテクノか、ほんまストイックなテンテレンテンテレンテンテレンしかあかん、みたいなのを変えて行ったところはありましたね。
(R) いっぱい聞いたり調べたりしてるなぁ。
(S) 最近は聞いてないです。本屋にもいってないし。
(R) ネットからの文字情報ってはいってこーへんよね。
(S) そうなんすよね、でもそれ言うとね、おっさんかな~とかとも思って
(R) わかるわかる(笑)
(S) 色々と気づかないふりもしてるんですけど、なかなかね、ふとした瞬間に意識的に情報を取りにいってないなと思って、それはなんかどっかにちょっと危機感あるんですよね。
で、それはネットがあかんのか、おのれがあかんのかっていうのがわからないんです。
当時はタイムボムとかでプロモ盤とかでソニックユースの短冊シングルが5000円とかあって高くて買えないので聞けないんですよ。今はネットにあったりするので、あの時の自分が聞けなかったやつをネットで探したりしてめっちゃ聞いてる時ありましたね。これはあの時の自分が聞いてどう思ってたんだろうか?もしかしたら聞きたくても聞けないままな方が良かったんじゃないか?とかイージーな答え合せをしてしまったりしてましたね。ひとしきりそれ終わって今はフラットになりました。なので最近はまだ、海外レーベルとかから新しくでたのを聞いてみようかなとかね、風呂に入りながらしてるわけなんですわ。
(R) お風呂で?
(S) そう、スマホをジップロックにいれてw
(R) お風呂が自分の時間なんですね(笑)

- (R) 曲とかってどう作ってるの?
(S) 曲はですね、とにかく週1でトギとスタジオに入っているんですよね。
(R) まじでー!あー見習わなあか~ん。
(S) で、膨大なネタトラック集から色々と出したりはめたりはめ込んだりして、それでスタジオで合わせたり持ち帰ったり作っていってるって感じですね。

- (R) もぐらが一周するまでって、ソロプロジェクトってなってるのはなってるのよね?
(S) あぁ、ほんまは、その日によってメンバーが変わる、みたいな事をやりたかったんですよ、今でもソロプロジェクトって一応言ってるんですけど、もう今はトギが大体いますね、ソロでお呼ばれとかしない限りは。
(R) ペインターの八雄くんとのユニットもしてるよね。
(S) そうっすね、ゼータっていう名前で、もぐらとはまた別な動き方してるんけど。
もぐらではシンセとかも実は入ったりしてる時もあったんですよ、最近ないな。で、あれですわ、トギと僕でスタジオに入りすぎてるんでなかなか気軽に呼べないんですよ(笑)まぁね、それが逆に受け皿になってるんで、どんどん呼んでだらいいやんっていうのも考えたりするんですけどね、なんかね、しないんですよね、最近はあまり考えないようにしてます。
(R) 二人がすごい気があるんやろうね
(S) そうなんかもしれないですね。セッションとかならなんでもやりますって感じなんですけどね。

- (R) このパートとかとやってみたいとかあります?
(S) えっとねぇ、いっつも思うのはやっぱり管楽器ですかね。
(R) やったことはあるの?
(S) ない?いや、ある?あれ、これあったら失礼やなぁ、たくさんやっててよく覚えてない….ここで入ってきたらいいなぁっていうイメージはめちゃあるんですよ、自分で吹いたこともあるし、適当に(笑)
でもそれがない時にじゃあギターでどうしようかなぁって考えてしまうんですけどね、ま、それがアイデアの源泉にはなってたりしてるかもしれないですね。金物ないんですよもぐらは、金物もないならないでギターでどうしたらって考えたりもしますね、それを考えるのが好きだったりするんですよね。

- (R) 企画とかしたりはしないの?
(S) したいんですよ、先に音源取ろうかと思ってるんですけどね。
(R) おー音源かー!前回出したのは3年前やっけ?2枚同時にだしたのやんね?
(S) そうですね。来年まで、いや、来年にはとろうかなと。

- (R) じゃあ、音源とって、企画してあとやりたい事とかある?
(S) そっすねぇ、僕、旅行とかほとんどしたこと
(R) 待って待って待って個人のやつ?個人のしたいこと?(笑)流れていく?ちゃんと流れていく?
(S) (笑)流れます流れます、憧れがあるんですよ、ツアーに行きたいんですよ。
(R) あ~
(S) 基本旅行とか嫌いやったんですけど、10年ほど前くらいから行きたいなーって思って。いや、行くかなと思うんですけどね、いずれ。

- (R) ね、あれね変わらんね、ずっと動いている感じよね。
(S) そうですね、でも独学でずっとやってきてるんで、理論とかの勉強もせんとあかんのかなぁとかちょっとしたコンプレックスもあるんですが、まぁ、習わんでも今のとこ好きなんですよねずっとだからやれてるんと思うんですよ。
これが、こうやったら面白いんじゃないの?とかやっぱ才能出てきた!とか、自惚れとかが枯れたら勉強しよ、とも思ってて、そん時勉強するか歌歌おって思ってます(笑)
(R) 笑
(S) まぁ、今はできるだけ生活の中ではできてる感じなんで、死ぬまでやって目指すは大往生ですね。
(R) 目指すは大往生 笑
(S) でも今、直近でやりたいことは音源ですね。

- (R) 締めにかからなあかんけど、イベントに来る人にとかイベントに関してのこと聞こうかな?
(S) 今年まだ音源をとれてない理由が、曲が固まらなかったんですよね。でも最近固まったってきたので、ばきりノすの巣ではできると思います、結構また違いますよ。どうでしょうね、いや、緒やーん!っていう人もいるかもしれんけど。
Fulltonoさんはめっちゃ楽しみですよね個人的には。しかしこのメンツは貴重やと思いますよ、おそらく。笑えると思いますわ、このイベントは(笑)

- (R) 笑 ありがとうございましたー。もぐらが一周するまでの佐藤くんでした。
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moguraga
もぐらが一周するまで
佐藤亘によるエレクトリックギターを使用するソロユニット。といいつつパーカッションのトギリョウヘイとのデュオ形式でのライブが最近はメイン。
反復フレーズの減衰/増幅を利用したエレクトリックギターミュージック。ソロライブはもとより、近年はパーカッションとのデュオ形式をはじめ、ミュージシャン、演劇、舞踏、狂言、ライブペイント、パフォーマー、映像集団・・・・とのセッション等、その活動は多岐にわたる。
重たい腰をあげての初の音源「R is for rounding mole」 「M is for mogura ga issyu suru made」をリリース。